導入事例

子育て世代へ向けたサービス拡充のひとつとして、個室授乳室mamaroを設置

都心から一番近い森のまちをテーマに、緑が溢れる街づくりに取り組む千葉県流山市。その中心にある「流山おおたかの森」駅直結のショッピングセンター「流山おおたかの森S・C」は、ファミリーのお客さまも多く、子ども向けサービスにも力を入れています。mamaroを導入いただくにあたり一体どのような思いがあったのか、ご担当の岩井さま、澤田さまにお話を伺いました。

新しい発想の授乳室mamaroに期待し導入

Trimさんから設置型の授乳室「mamaro」という新しいプロダクトを開発したとご連絡いただいて、ぱっと見て木目調のデザインが良かったのと、コンセプトも目指している施設づくりにフィットすると思い試験的に導入したのが始まりでした。mamaroの追加機能の開発構想や、商業施設の新しい取り組みを増やしていきたいというTrimさんの思いに共感したということもあり、そういった新しい発想を持つ企業とつながりをつくりたい、支援したいという思いもありました。

安心できる個室授乳室、利用者数も多い

本館の1階と3階には広めのベビールームや授乳室がありましたが、2階だけはベビーケア設備がなかったので、エレベータホールの一角にもともとあった小さな遊び場を新しくしてmamaroを設置し、その一画を新たなキッズスペースとしてお客さまに提案しようということになりました。その後、mamaroは約9か月で1,300組を超える利用があり、本格導入に至りました。最近の利用データを見てみても、土日は平均で10組、平日だと3~4組ほどで、月で見ると150組単位と多くのお客さまに活用いただいていることを実感しています。お出かけ先で、個室という安心で落ち着いた環境で赤ちゃんのケアができることは、すごく魅力的ですよね。

流山市と足並みをそろえたまちづくり

今、流山はどんどんファミリー層が増えてきていて、お子さまが街にあふれています。都内までのアクセスが良好でまわりに自然も多いという環境的な利点もあり、ここ数年の転入超過数は政令指定都市を除けば流山市が一位という、非常に子育て世代の流入が多いエリアなんですよ。そこを牽引しているのが弊SCのあるおおたかの森エリアなんです。都心に出なくても近所で、ワンストップでお買い物が完結できる、かつお子さま連れでもショッピングに不便がないようにと必要なサービスを拡充してきました。流山市の行政の大方針として、「母になるなら、流山市。」という子育てをテーマにしたブランディングがあって、そこに足並みをそろえて諸環境を整備していくというのは戦略として重要な視点でしたね。

お子さまに優しいまちづくり

まちづくりの視点でいうと、今年の春にFLAPSという新館がオープンしましたが、今年の秋にはアゼリアテラス、さらに来年夏にはANNEX2という施設がオープンを控えております。これらの3つの物件の完成をもって、ハード面での開発は一つの区切りを迎えるイメージですが、まちづくりとしてはそこで終わりではありません。今後20年、30年、長期的な視点で持続的なまちづくりを描いていくためには、ソフト面においても地域の方に利便性を感じていただいて、成長していくことが大事だと思っています。このまちに住み続けたいと思ってもらえるような、お子さまに優しい施設づくり、まちづくりをこれからも展開していきたいと思います。


新規施設においても、ベビー休憩室・キッズトイレなど子育て世代に優しい施設づくりを展開

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