導入事例

個人の方から「mamaro」“ご奉納” 温かい思いを大切に

香川県琴平町に位置する金刀比羅宮は、古くから「さぬきこんぴらさん」という呼び名で親しまれ、毎年多くの参拝客が訪れる神社です。そんな歴史ある神社に、「家族連れの参拝者が今よりもさらに安心して訪れる神社になってほしい」と、個人の方から「mamaro」が奉納されました。四国の神社としては初の「mamaro」導入となります。
奉納された「mamaro」の設置への経緯や効果を、金刀比羅宮 禰宜・総務部長の請川さまに伺いました。

お子さま連れが気兼ねなく過ごせる場所を提供したい
金刀比羅宮には年間約400万人が訪れ、若者やお子さま連れ、高齢者など幅広い層が参拝に訪れています。そのなかで、「授乳室はありますか?」というお問い合わせが以前から多くありました。「mamaro」の設置以前は授乳室がなかったため、お問い合わせのたびに応接間をご案内していましたが、ご利用する親御さんが使用後に「応接間をお借りしてすみませんでした…」と申し訳ない様子でいらっしゃることが、私自身とても心苦しく思っていました。

 また、参道口から御本宮までには785段の階段があるため、少しお疲れになったお子さま連れの方々が、神社に着いたあとにほっと一息つくことができて安心してお子さまのケアができる空間があれば…と思っていました。

「mamaro」ご奉納の経緯
今回設置された「mamaro」は、日頃から子どもたちへの支援活動を行っている個人の方、桑原康子さまよりご奉納いただきました。授乳室がなくて困っていたところ、たまたま他県で「mamaro」を見かけた桑原さまが「これはいい製品だ」と感じ、もともと参拝などでよく訪れていた金刀比羅宮へご奉納したいという話をいただきました。

私どもも、ちょうど授乳室やお子さま連れの方がゆっくり落ち着ける空間が必要だと感じていましたので、本当にありがたいお話でした。


デザイン、大きさ、ちょうど良い空間


「mamaro」を設置したのは神社の休憩所です。
設置してみると、畳1畳ほどの「mamaro」の大きさは、大きすぎず狭すぎずお子さまのケアにちょうど良いスペースだと感じました。また、木目調で丸みのある優しいデザインは、神社の和風の空間にも違和感なく設置することができて、気に入っています。
また、コンセントさえあれば設置することができるため、歴史的な建物に大規模な工事を施すことなくベビーケアルームを設けることができました。連携している授乳室検索アプリ「mamaro GO」にも金刀比羅宮が表示されるため、アプリを利用している子育て世代の方々にお宮を知っていただくこともできます。さっそく利用された方からは、「授乳室があって助かりました」というお声をいただいていて、設置した効果を感じています。

奉納された「mamaro」温かいお気持ちを大切に

 このご奉納は、お宮を訪れる多くの方々の助けになることはもちろんのこと、その温かいお気持ち自体が本当にありがたいことだと感じています。お宮には、初節句や七五三などでお子さま連れの参拝者の方々が多く訪れます。そうしたお子さま連れのみなさまが安心して気持ちよく金刀比羅宮での時間を過ごせるよう、ご奉納いただいたお気持ちを大切にこれからも過ごしていきたいと思います。

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