導入事例

全国から多くの参拝客が訪れる神社 身近な地域との結びつきも大切に

相模川のそばに位置する寒川神社は、1600年以上の歴史を持ち、国内唯一の八方除の守護神として知られる神社です。全国から多くの方が訪れる由緒ある神社に、2台のmamaroが設置されています。導入に至った経緯や、実際に運用する中での率直なご感想について、相模國一之宮 寒川神社の小野さまに伺いました。


お客様の声に寄り添い、感染対策への安心感にもつながる授乳室

もともと、御祈祷の控室にパーテーションで仕切る形で授乳スペースを用意していました。しかし参拝のお客様から「覗かれそう」「この形では困る」といったお声があり、授乳室を整えたいと考えていまして、今回の導入ということになりました。2020年の始めから検討し、春先の導入を目指していましたが、新型コロナウィルスの影響でなかなか導入が進まず、設置は9月になりました。ただこのタイミングは授乳室の課題解決だけではなく、感染予防の点からも意味があったと思います。
mamaroは完全な個室なので、3密を避けることができますよね。


落ち着きや安心感がでるデザインの魅力
「mamaro」のデザイン性と、完全な個室という点が導入の決め手になりました。以前のパーテーションで区切られていた授乳スペースでは、お母さんは落ち着かなかっただろうと思います。静寂さを皆さん求めていたのかなと思いますし、赤ちゃんも物音で泣いてしまうなどあったかもしれません。
「mamaro」はプライバシーを保てる個室タイプなので、周りを気にせず安心して授乳ができます。これまでの課題を解決できる点と、既に神社への導入の前例があったことが後押しになりました。神社として率先して社会貢献をしたいと考えているので、子育て世代の方に喜んでいただけるだろうと感じました。


神社からのおもてなしのひとつとして

率直に言うと、お子様連れのご祈祷利用者がそこまで多くないので、利用しての声はまだあまり聞けていません。しかし、参拝する方の安心に繋がっていると思います。お子さん連れの方が安心して出かけられる、社会貢献のひとつにもなっているのかなと感じています。
また、私たち神社は、何よりも参拝にいらっしゃる方への接遇に力を入れています。今は七五三の季節なのでお子様連れの方が多いですが、普段は特別多いわけではありません。

しかし「mamaro」を設置することは、お子様連れの方への歩み寄りにもなるのではないかと考えています。私たちから皆さまへの、おもてなしの一つとも言えるのかもしれません。「寒川神社へ授乳室があった」と徐々に広がっていったらと思います。
主観を言わせていただくと、例えばシックなトーンなど、色や柄が選べたら嬉しいですね。キャラクターなどとのコラボも面白そうだと思います。

地域に根ざし 地域とともに歩んできた寒川神社


寒川神社は地域貢献の取り組みにも力を入れています。
例えば、ボーイスカウトや寒川神社少年館などがあります。少年館は、鍵っ子対策の一環として始まり、放課後に1年生から6年生までの子どもたちに、書道や茶道、美術、剣道などの講座を行っています。子育てや青少年育成という面から、神社とお子さんの結びつきに力を入れてきました。

神社は一人の人生に長く関わりを持つ場所です。安産祈願から始まり、命名、お宮参り、七五三など節目で儀礼があります。お子様を社会で育てていく活動をこれからも取り組んでいけたら、と思います。

また、病院や介護施設の運営もしています。グループ施設でも「mamaro」を導入する、ということもできるかもしれませんね。これからも、地域との結びつきや、お子様を社会で育てていくことに取り組んでいけたらと思います。皆さんもぜひご家族でいらしていただけたら嬉しいです。

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