導入事例

定石の見直しが、お客さまが授乳室を選択するという新しい形に。

 2018年9月にオープンした「イオンスタイル仙台卸町」は、東北最大級の食のフロアとベビー・キッズ専門店を中心に、ファッション・雑貨・サービスなど約70の専門店で構成されるショッピングセンターです。
 授乳室も用意されている新設の施設で、なぜmamaroを導入していただいたのでしょうか?「イオンスタイル仙台卸町」の川澄さまにお話しを伺いました。

お母さんに喜ばれるフードコート実現へ向けた大きな課題

 当店は「子育てファミリーや働く女性を応援する」というコンセプトを掲げています。
 専門店選びはもちろん、お母さんに使い勝手のいいフードコートを目指し、お子さまと対面で座ることができるテーブルを多く配置するなど、細部にまで気を配り設計を進めました。
 授乳室については、これまでの商業施設づくりの定石に従って3Fに設置が決まっていましたが、私は1Fのフードコートなどを利用しているお客さまがベビーカーを持って3Fまで移動するのは大変な苦労が伴うのではと考えるようになりました。
しかし、1Fに新たな授乳室を設置するのは、スペースとコストの面で厳しくこの課題を解決する手段はないかと悩んでいた時に、Trimさんからmamaroの提案を受けすぐに導入を決めました。
 導入を決めたポイントはいくつかありますが、1番大きかったのは「お客さまの安全が確保されている」ことでした
mamaroの中で異常が発生した場合、私どもへの通知が届くようになっているので、これからお客さまに安心してお使いいただけると思いました。

授乳室が2ヶ所にあることで、お客さまに選択肢がうまれた。

 オープン当初はフードコート付近の混雑が予想されたため、少し離れたトイレ付近にmamaroを設置。お客さまからはすぐに反響があり、喜ばれる姿を多く見ることができました。
 オープンの盛り上がりが一段落したころに、東北最大級のフードコート「杜のオアシス」内に移動しました。
トイレ付近の設置時に比べると若干雑音はしますが、静かに時間をかけて利用したい時は3Fの授乳室、急ぎの時はmamaroを利用するなど、お客さまが使い分けされているようです。
 今後検討しているのは「mamaro View(mamaro内のデジタルサイネージ)」とベビー・キッズ専門店との連携です。授乳などの時間に、専門店のお得な情報などを配信していきたいと考えています。

専門店や認可保育園との相乗効果で、より魅力的なお店づくりへ

 子育て世代へ向けた施策や沿線の発展もあり、おかげさまで当店は他店舗と比較して親子一緒にご来店されるお客さまが多くなっています。
今年(2019)4月にはイオングループで全国初となる認可保育園が店舗内に開園しました。この保育園を利用される方の増加に伴い、子育て世代のお客さまが増えることが予測されます。
今後もmamaroを活かした取り組みなどを通して、子育て世代のお客さまの心を満たすショッピングの機会を創出してまいります。

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