導入事例

「医療以外でも寄り添いたい」と、現場から発した声が形に。

 埼玉県川越市で60年地域の医療を支えてきた「池袋病院」。2021年の初夏にmamaroを導入しました。
 よりよい医療を提供するために日々患者さまのことを第一に考え行動していると話す「池袋病院」の野本さまにお話しを伺いました。

地域の医療を担う立場として、医療以外でも寄り添える“なにか”を模索

 地域の総合医療を担う病院として「池袋病院」は長年地域の患者さまと共に歩んできました。その中で小児の医療に関しては、ドクター含め日々勉強しお子さまが元気になれるようサポートをしてきました。
 ただ医療以外、ホスピタリティの部分では今まであまり注力してこなかったように感じています。そんな時にドクターがテレビでmamaroを見つけて「これはいい!」とすぐに私に話がきました。
 当時、当院に小児待機スペースや授乳室がなく、授乳やオムツ替えは地域連携室という部屋を一時的に開放するような形でした。
他院や産婦人科院などはカラフルで綺麗な待機スペースやアメニティ(オムツなど)の販売をしている施設もあるようで、小児に対しての院内での過ごしやすさという面ではまだまだ改善の余地がある状況でした。
 同時に当院で、小児手術を受ける件数が上がり小児の受診が増え自然とベビーケアルームを必要とする声も高まりました。当院が25年前に建てられたもので、スペースの関係上コンパクトに設置できるmamaroなら置けるかもしれないということで導入に向けて動き出しました。

病院側と保護者が感じた、mamaroが設置されたことによる安心感

 導入に動き出した後は、設置までスピーディーに進みました。
 実際に設置してみて感じたのは、私たちがまずちゃんとしたベビーケアルームをご提供できているということに対する安心感でした。
今までは地域連携室をご利用いただいていたので、なんとなく申し訳なさが無意識にあったようです。
もちろん小児の保護者たちが利用してくれている声も聞こえてきていて、地域のママコミュニティなどで「池袋病院にmamaroがあるみたいだから安心していけるね」と当院を選んでいただけるきっかけに繋がると良いなと思います。
 現在はmamaroの利用者数はそこまで多くはないですが、少しずつ増えていく過程を見守っていきたいです。

保護者の負担が軽くなれば、小児の笑顔に繋がるかもしれない

 病院に来るお子さまは体調が優れない方が多いので、少しでも快適に過ごしていただけたらと考えています。
ただ一緒にいらっしゃる保護者にとっても、授乳やオムツ替えの負担や心配を軽減できないかと考えてmamaroを導入しました。保護者の負担が軽くなれば、お子さまの過ごしやすさに繋がる部分もあると思います。
 小さなことかもしれませんが、医療以外でも寄り添っていけたらと考えています。

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